GPT Image 2 のストーリーボード・グリッド・多パネル生成実践
参照画像アンカー + パネル数制御 + パネル間一貫性——1枚を完全な絵コンテにする実践。
なぜグリッドは難しいのか(そしてなぜそれでも機能するのか)
「9パネルの絵コンテ」を頼むのは9枚の画像を頼むように聞こえますが、GPT Image 2 はグリッド全体を1回で描きます。それが秘訣です。すべてのパネルが一緒にサンプリングされるため、ライティング・キャラクター・スタイルが自動的に共有されます——9回の個別生成ではほぼ達成できないことです。
失敗モードは一貫性ではなく制御です。曖昧なままだとモデルはパネル数・読み順・トリミングを勝手に作ります。プロンプトの仕事はグリッドの骨格を固定し、モデルが埋めるだけにすることです。
参照画像でアンカーしたグリッド
最も強力な版はベース画像から始め、グリッドを新規発明ではなくその変奏にするよう求めます。これで全セルで被写体が同一に保たれます。
Using the provided reference image, create a 3×3 storyboard grid. Every panel features the SAME subject from the reference (identical face/product, identical styling). Keep one consistent cinematic color grade across all 9 panels. Vary only camera angle and action per panel: 1) wide establishing shot, 2) medium shot, 3) extreme close-up detail, 4) over-the-shoulder, 5) low angle, 6) high angle, 7) profile, 8) action/motion, 9) hero beauty shot. Thin neutral gutters between panels, no text labels.「すべてのパネルは同じ被写体……カメラアングルだけ変える」が荷重を担う指示です。9ショットの明示的なリストがないと、モデルは2〜3のアイデアを複製し残りを水増しします。
パネル数とレイアウトの制御
GPT Image 2 は暗黙の数より明示的なジオメトリにはるかによく従います。文字どおりに指定すること:
- 合計だけでなく行×列を明記する(「6パネルの2×3グリッド」は「6パネル」に勝る)
- 読み順を定義する(「左から右、上から下」)——さもないとモデルが順序を散らす
- ガターとアスペクトを指定する(「細い白いガター、各パネル1:1」)——パネルが滲み合うのを防ぐ
- ラベルが必要なら明示的に求め、場所も指定する(「各パネルの下に小さなキャプションバー」)——さもないと無いか文字化けする
商品広告コンテ(商業ワークフロー)
これは多くのEC向けプロンプト事例の背後にある技術です。1枚の商品写真が完全なTVCショットリストになります。クリーンな商品を参照として渡し、番号付き広告コンテを要求します。
Using the provided product photo, build a 9-panel commercial storyboard for a 15-second ad. Keep the product 100% identical in every panel (shape, label, color — do not redesign). Panels: 1) lifestyle establishing scene, 2) product hero on surface, 3) macro texture/detail, 4) in-use by a hand, 5) key feature callout, 6) social/lifestyle moment, 7) size/scale reference, 8) packaging shot, 9) brand close with the product as hero. Warm premium lighting, shallow depth of field, consistent set throughout. Small scene number in each panel corner.パネル間で一貫性を保つ
1回の生成でも、長いグリッドは最終行までにドリフトすることがあります。3つの補強が役立ちます。プロンプトの終わり近くでロック句(「同じ商品/キャラクター」)を繰り返す。パネルを9で上限にする(それを超えるとパネルあたりの品質が急落する——代わりに2つのグリッドに分割)。そして1パネルが間違っていたら、グリッド自体を新しい参照として再生成し、そのセルだけ直すよう求める。
よくある失敗と修正
- ガターなしでパネルが融合する → 「すべてのパネル間に明確な細いガター」を明示的に要求
- モデルが違う数を作る → 正確な行×列を明記しプロンプトでパネルに番号を付ける
- 被写体がパネル7〜9でドリフトする → 参照画像を使い、プロンプトの後半で同一被写体ロックを繰り返す
- キャプション文字が文字化け → ラベルを省くか、非常に短く位置を明示したキャプションを要求
- 12パネル以上で品質が薄くなる → 9で上限にし、追加ショットは同じ参照を共有する2つ目のグリッドとして生成
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